鉢バラの冬越し2019-20栄養不足の株は土替えして植え直す

2019年の春~秋、鉢バラ達にはロクに手入れをしてやれず。ほぼ水だけで生き延びてもらいました。そして12月中旬、なんとか植え替えをすませました。

ドロドロだった庭は夏の終わりに改修、その一部をバラのために使えることになり、ひと安心。ほぼ放置状態のバラ達は、虫害や病気に晒され痛々しい姿に。

雑草が生えたバラ鉢、虫害に遭ったバラ株

大粒ココチップはマルチング材として良質で、保湿と通気が抜群。それは雑草の種にも好都合だったみたい。バラ栽培のはずが、草花栽培と錯覚するほど雑草も良く育ちました…。

傷んだ葉を除去

冷え込みが始まった11月末に葉を除去。屋外だと雨ざらしになるためか、水を嫌うハダニの被害は少なめ。芋虫系の食害のほうが目立っていました。

葉を除去する前に軽い剪定を

手袋をして作業開始。葉を除去する前に、軽く剪定します。切る長さは、後の植え替えが楽になるくらいで。枯れた枝や虫害で割れた枝なども除去。先に大まかに剪定をしておくことで、除去する葉の分量も減らせます。(本格的な冬剪定は、1~2月に行います。)

葉を除去したバラ株

軽い剪定が終わったら、葉を全部除去します。

鉢バラの冬越し2018-19(1)寒気を待って葉を取り除く
12月だというのにウチのベランダのバラ達は青々として落葉する気配もありません。けれど年が明けてからでは植え替え作業が大変。この冷え込みをきっかけに冬越し作業開始です。まずは葉を取り除くことから。

植え替え

株の調子が良ければ、植え替えは毎年でなくても大丈夫。ウチのバラ達の場合、2019年は追肥を1度も出来なかったため、明らかに栄養不足で生育も停滞気味。新しい土に替えてやりたい。

栄養不足だったからといって単純に肥料を多く混ぜるのではなく、保肥・水はけ・通気のよい用土で、根から養生したい。肥料は芽吹きの少し前から効かせるようにします。

昨季に癌腫病で1株失い、15鉢に。その後新たに1株迎えたので、現在16鉢。鉢数も手間も去年と同じ。さすがに1日では無理、2日に分けて作業しました。

資材の準備

旧居は集合住宅、ベランダ園芸では土を余らせないことが重要でした。植え替え用の土は、鉢の容量×鉢数で大体の量を考えて、それに近い量のバラ用培養土を購入。堆肥が配合済みで楽ですし。それに少量サイズの赤玉中粒などの単用土を混ぜて量を調整していました。

現居には地植えスペースが無いので、今後も鉢植えで。今年用意した資材はこんな感じ。

  • 用土(バラ用培養土。量の調整:赤玉土中粒・草花用軽い培養土)
  • 再利用資材(昨季の使用済みココチップL、マルチ下地の網)
  • 添加資材(ケイ酸塩白土、貝殻石灰)
  • 植木鉢(鉢増しできる株用)
  • 鉢底ネット、鉢底石
  • マルチング材(クリプトモスL)
  • 活力剤(メネデール)

今年も基本は市販のバラ用培養土。自分では出来ない有難い配合です。

バラ用培養土と草花用培養土

量の調整に、パンジー用に買ったココピート主体の培養土も混ぜてみました。肥料入りなのが気になるけど緩効性肥料なら大丈夫かな。水はけのいい赤玉中粒も、量の調整を兼ねて混ぜています。

それと昨季にマルチングに使ったココチップ(ベラボンL)を再利用して混ぜてみました。通気性と保水性に期待しています。

添加資材は、根腐れ防止の珪酸塩白土、カルシウム分補給の有機石灰を少し。

添加資材

用土と再利用資材、添加資材は、あらかじめ大型袋で混ぜておきます。

用土を混合

かなりの量なので、2回に分けて作業。大型袋で2袋できました。

作業場の準備

倉庫と周辺を片付け、収納と作業スペースを確保。倉庫前のコンクリ床で作業が可能に。後の掃除が楽なように、以前のベランダでしていた方法で作業場を準備しました。

作業場所を準備

大型ビニール袋を数枚用意。古土用、作業用、新しい用土用、ゴミ用、という感じ。

元の鉢から株を抜く

株の状態が良ければ、ひと回り大きな鉢に植え替え出来ます。新たな鉢は、元の鉢から株を抜く前に準備しておきます。

必要に応じて、鉢底網や鉢底石を入れますが、スリット鉢やバラ用鉢なら鉢底石は不要。用土は底から3分の1ほど入れておきます。

鉢バラの冬越し2018-19(2)植え替え
冬になり気温が下がるとバラは休眠に入り、根の活動も落ち着きます。休眠期なら根に触れても枯れはしないので植え替えの適期と言えます。植え替えの目的は主に2つ。根のチェックと用土の入れ替えです。

※根腐れなどで明らかに根の量が少ない時は、用土は養分の少ないものにして、ひと回り小さい鉢に植え直します。

生育が停滞気味の株は土を替えて元の鉢に植え直す

今季のウチのバラ達はどれも残念な状態。アブラハムダービー元株は枝の色もさえなくて心配。鉢増しは無理そう、植え替えと言うよりは「土替え」で、元の鉢に植え直します。

鉢から抜いた株は作業袋で待機。空にした元の鉢は、できれば軽く濯ぎましょう。それから鉢底網を敷きます。…疲れが出てきた私はズボラして濯がず網を…。

バラ株を鉢から抜く

用土を鉢底から3分の1ほど入れておきます。

待機させておいた株の根鉢をほぐし、伸び過ぎた白根を切ります。…と言いたいところですが、切るほど伸びていなかった(涙)。傷んだ根を取り除くだけにします。

根を整理し、新しい用土で植え直す

株を鉢に据え、新しい土を入れます。根の間にも土が行き渡るように、棒などを使って丁寧に土を足します。

マルチング

鉢面にコガネムシ対策として下地の網を敷き、マルチング材を敷き詰めます。同じ鉢を使うので、下地の網は昨季の物を再利用。

植え直したバラ株にマルチング

マルチング材は、今年はクリプトモス(L)を使うことにしました。時間が経つと、杉皮の繊維同士が絡んで厚みが減り、落ち着いてきます。マルチ下地の網とも馴染んで、めくり易くなります。

ウチのバラ鉢に合うマルチング材を考える・鳥にマルチを荒らされた
4月上旬のこと。ウチのバラ鉢のマルチングが荒らされる事件が頻発。マルチを荒らした犯人は「カササギ」でした。野鳥の襲来をきっかけに、ウチの鉢に適するマルチング資材について改めて考えてみました。

水遣り

マルチングまで出来たら、鉢底から水が出るまで十分に水遣りします。

植え替え後に水やりと活力剤

水遣り後に、活力剤を与えます。メネデールなら100倍に希釈します。

植え替え(土替え)

何とか植え替え完了できました。肥料は約1カ月後の冬剪定後に、芽出し肥として施します。

片付け

植え替えが終わったら、新聞紙を敷いた大型ビニール袋に廃土を入れ、水分を吸水。半乾きくらいにしておくと土埃が出にくいです。廃土や廃材、ゴミは分別し、地域の方式に沿って処分します。

廃土の水分を抜いて処分

次は芽吹きに向けた冬剪定、1月中旬~2月の初めごろに出来ればと思っています。

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