鉢バラの1番花後の手入れ・ひたすら夏の地味作業2020

2年ぶりの開花を堪能した今春。咲くたびに、早めの切り戻しのつもりで摘んで部屋に飾りました。1番花が終わった5月の後半からは、夏越しの地味作業が続きます。

施肥と切り戻し

今年のウチの鉢バラは冬に強剪定したため、みんな株丈が低め。今夏は勢いを消耗しないよう、2番花は我慢。枝葉の良い状態を維持して、大きく育ってほしい。

お礼肥

1番花が終わりかけた頃に施肥をしました。これを「お礼肥」というのだとか。春の花は勢いが良く、数多く咲いてくれたし、なるほど “お礼”の気分で肥料を与えたくなります。

与えたのは、開花前にも使ったアースガーデン「リッチフラワー花の肥料」を規定量。

追肥と活力剤

翌週には活力剤ハイポネックス「リキダス」も施しました。

切り戻し、ブラインドの処理

ウチのバラは花茎が短いものが多いので、1番花は花瓶に挿せるギリギリの短さでカット。花後の切り戻しの位置は、採花した位置の、1つか2つ下の5枚葉の上で切ってみました。

1番花の開花前に、数を減らすための摘蕾をした部分から出た芽。そのまま育てると2番花が咲きます。分岐しているのでスプレーになりそう。

切り戻す

今年は2番花は諦めるので、分岐部分のすぐ下の5枚葉の上で切り戻しました。

ときには期待通りにならないこともあります。切り戻した部分から芽が出なかったり。

切り戻し2

先に切り戻した部分の、1つ下の葉の付け根から、勢いの良い芽が出ています。その上で再度切り戻しました。

せっかく伸びた花茎でも、蕾が付かずに成長が止まる状態を、「ブラインド」と言うのだとか。「ブラインドの処理」と言うと大変そうな感じがしますが、要は「切り戻す」だけです。

ブラインドを切り戻す

成長の止まった先端から、2つ下の5枚葉の上で切りました。

梅雨前後の手入れ

高温多湿の長雨の季節に心配なのは、病気と虫害。雨のはね返りを防ぐことや、虫害を防ぐ薬剤散布も行います。薬剤は、表示された使用方法や回数を守って散布します。

バラの夏越しは虫との闘い(2020)ハバチは何度でもやって来る
春の芽吹きの頃を迎えると、柔らかい新芽を狙って虫達も活動を開始。隣は雑草地、背面は藪。2方向から攻めて来ます。今年は芽吹きの前から2種類の薬剤を使い始めました。

痛んだ葉や下葉を取る

梅雨入り前には、ウチでは地際の葉を取ります。株元から10~15cmくらいにある葉を除去することで、株元の風通しが良くなり、雨の撥ね返りの影響も防げます。

株元の下葉を取る

葉は手で毟って取れます。つられて樹皮まで剥げそうなときは、剪定ばさみで托葉を残して切っています。残った托葉は自然に取れます。

この作業、面倒くさそう、と思われるかもしれません。でも、後の世話が楽になります。実際、ウチの鉢バラには黒星病はあまり出ません。根元の葉が無ければ、水の撥ね返りが原因の黒星病は発生しにくいです。

老化した葉と病気の出た葉

ウチの場合、夏に出る黒星病は、部分的に弱って黄変した葉・虫食い傷やトゲで傷ついた葉・強風で捩れた葉に発症することが多いです。

追肥

1番花の終わり頃に「お礼肥」を与えた後は、2週間ごとに薄めた液肥を与えました。

液肥を薄める

今年はハイポネックスの液肥を使うことに。160mlの小瓶で売っていたので収納もラク。液の色は水色、臭いも無く、希釈も分かりやすいです。

夏の摘蕾、ピンチ

1番花を切った後からは、2番花が咲きます。普通に咲かせて楽しんだあとは、切り戻します。ウチでも2番花は見たいけど、今年は株の成長を優先させたい。

摘蕾とピンチ

今年の2番花、3番花は我慢。今夏は蕾を見たら摘蕾。ピンチもしました。

シュートの手入れ

花後の初夏の頃になると、太くて勢いの良い新芽が出ることがあります。これを「シュート」と言うそうで、凄く成長が早いです。株の根元から出るものは「ベーサルシュート」、茎の低い位置から出るものは「サイドシュート」と言うそうです。

つるバラなど柔らかい品種で、丈を伸ばしたいシュートは支柱等にまっすぐ固定します。先端が箒のようになりがちな品種は30~40cmくらい伸びたところでピンチ、折れ防止に支柱を添えます。

シュートを支柱で支える

ウチのセプタードアイルとラレーヌビクトリアにもサイドシュートが出現。まだ柔らかいし、長く伸ばしたかったので、支柱を添えました。防虫も大切、シュートにはスプレー剤を散布。

このような「サイドシュート」は、毎年どれかの株で発生していたのですが、「ベーサルシュート」はまだ見たことがありませんでした。

祝!初ベーサルシュート

バラを育て始めて4年目にして、初めてのベーサルシュートが発生!うれしい!でも、どのように扱えばいいのかな?恐る恐るの世話が続きます。

ハルガスミ(つる)

4月中旬、株元に真っ赤なアスパラ?かと思ったらベーサルシュートでした。大事に長く伸ばそうと支柱に留める際、私の不注意で先端を折ってしまった(涙)。

ハルガスミのベーサルシュート

私が折ってしまった所から新たな芽を出し、驚異的な成長で、2カ月で2mを超えました。専用の花台を拵え、まっすぐ固定したけど、支柱の長さが全然足りてない。

ピンクパンサー挿し木苗

未だに細身で心配していたピンクパンサー挿し木苗。7月中旬、マルチングの切り目から、真っ赤なベーサルシュートが出現!嬉しくて泣きそう。40cmくらい伸びたところでピンチしました。

ピンクパンサー挿木苗のベーサルシュート

葉焼けで痛んだ葉も除去してすっきり。暑さに負けずガッチリ育っています。来年が楽しみ。

梅雨明け後は水やりと防虫で夏を乗り切る

梅雨が明けると、高温のためか、切り戻しからの芽も出にくいし、枝もあまり伸びなくなります。これが夏の休眠状態のようです。

盛夏の間は施肥は止め、水やりと害虫予防で夏を乗り切ります。鉢バラの水やりは、夏場は朝夕の2回できると良いように思います。

鉢バラは水切れに注意

ウチの鉢バラは屋根無しの屋外土間に置いているので、夏の直射日光がキツい環境。出来ることなら、ウチも朝夕2回水やりしたい。とはいえ諸事都合で、実際に水やりができるのは朝1回。

実は、所用で水やりが出来なかった日がありまして。晴天で酷暑の予報ながら、午後からは曇りになるからと油断していました。あわや水切れ、パシュミナの葉が傷んでしまった。

水切れで痛んだ葉

鉢サイズは6号と小さく、マルチングは網状シートだけ。これでは保水は難しい。日射で鉢土も高温になってしまったようで、根も傷んだかもしれない。新芽はどうにか無事でした。

鉢栽培では、炎天下での水切れは致命的。下手をすれば本当に1日で萎れてしまいます。

夏剪定に備える

夏も終わりに近づき、朝夕の暑さは和らいできました。水切れの怖さを実感し、以後は水遣り忘れをしないよう留意。ピンポイントの防虫対策をしながら、8月末~9月初めの夏剪定に備えます。

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