ウチの鉢バラ・セプタードアイルの成長記録

2016年春、大手花系ギフトで届いたセプタードアイル。この1鉢から私のバラ育てが始まりました。失敗と試行錯誤を繰り返し、何とか生き延びてくれています。

セプタードアイルはこんなバラ

セプタードアイルは、デビッド・オースチン氏により1996年に作出されたイングリッシュローズ。

花は明るいピンク。まっすぐ伸びた枝先に、上向きに咲きます。カップ咲きで、外側の5枚の花弁が先に大きく開くと、一時的にカップアンドソーサーのような姿にもなります。花弁が開いて8分開きほどになると黄色いシベが見えてきて、なんとも可愛らしいのです。

ウチのセプタードアイル1

咲き進むと、花弁は立ち上がって紙の花のようになり、色は退色して白っぽくなります。同じ株から採った花でも、色や咲き姿が別の花のように変わり、長く楽しめます。

ウチのセプタードアイル2

香りはミルラ系で大変よく香ります。樹脂香のような、アニスにも似た、少し癖のある甘い香り。作出から25年以上経っていますが、今でも香りの良い品種として人気があります。

枝は細身でしなやか、まっすぐに良く伸びます。トゲは少なめですが、細く鋭いので注意が必要。葉はカサカサとした質感、成長すると葉先が少しカールします。

枝と葉の形

四季咲き性が強く、花後に切り戻すと、すぐに新しい芽を伸ばして次の蕾をつけます。地植えにすると2m以上にもなるのだとか。トレリスや壁面に誘引すると、開花期にはさぞかし壮観でしょう。

ウチでは鉢植えで50~100cmくらいの株丈で育てています。花が付くと、花の重みで少し撓むので、適宜支柱で支えています。

成長記録

2016年の春、お洒落な細身の陶鉢に植え付けられて届いた開花株。到着翌日の風雨で蕾が傷み、最初の春の花は2輪しか見られませんでした。当時は写真を撮ってブログに、という発想が無く、ウチのセプタードアイルの2016年の写真は残っていません。

2016~2017年 控えの挿木苗を作る

2016年9月に「控え」の挿木苗を作りました(※挿し木はウチで楽しむ分だけ作ります)。最初の花を切り戻し、その枝が夏を越したところで挿し穂に使用。土は使わずロックウールに挿しました。運の良いことに2枝が発根。赤玉小粒を入れたスリット4号鉢(ロング)に鉢上げし、そのまま冬越し。

翌2017年5月、元株の花。それなりに花茎は伸びたのに蕾の数は少なく、開花は2輪。

2017春の花

結局、元株は秋に根腐れで失ってしまいました。根腐れの原因は、土の水捌けが悪かったことと肥料の与え過ぎと思われます。

2017~2018年 挿木苗の成長に合わせて鉢増し

2017 年の春、挿木苗は2株ともメキメキと成長、見分けるためにA株/B株としました。

この春に挿し木苗についた蕾は全部摘蕾。株丈も順調に伸びたので、頃合いをみて鉢増しも。鉢上げ時のスリット4号鉢(ロング)から、赤玉小粒のみの根鉢をそのまま、スリット5号鉢(ロング)へ。ここからバラ用培養土を追加しました。株丈が50cmを越えた頃、リッチェル6号鉢へさらに鉢増し。

秋も摘蕾するつもりが、B株に開きかけの蕾が2輪、そのまま咲かせることに。年末には根鉢をほぐしてバラ用培養土で植え替え、2鉢ともスリット6号鉢(ロング)に鉢増し。

2017秋と2018春の花

2018年の春には、2株揃って開花出来ました。細身の枝をスラリと伸ばし、枝先に真上をむいて花を咲かせました。花後は株丈が1mを越える急成長、リッチェル8号鉢に鉢増し。

2019~2020年 枯れずにいてくれれば

2019年の春は引越しのために切り戻して花は諦め、夏は手入れがほとんど出来ず。枯れずにいてくれてよかった。

2020年の春、2年ぶりの開花。前年のダメージのためか、枝の伸びは今ひとつ、花数も少なめ。花後は丈が良く伸びて安堵。夏剪定までは順調。

2020春の花

残念ながら夏剪定後の虫害がひどく、秋の開花は諦めました。

2021年春 充実した開花

2021年の春。挿木株は2株とも良い枝を伸ばし、最初に迎えた元株を越えるほどの樹勢、株丈は80cmほどに。蕾も多く嬉しい。A株は11個、B株は13個も蕾をつけました。

2021春の花

元株も、本当ならこんなふうに咲くはずだったのでしょう。挿木株に繋いで5年かかりました。今年は切り戻しのような花摘みはせず、そのまま枝に咲かせました。

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