鉢植え河津桜の開花2024花後は花がらを摘む

2020年の早春に迎えたウチの鉢植え河津桜、4年目の開花期を迎えました。株姿はイマイチだけど枝いっぱいに開花。ささやかながら今年もベランダでお花見ができました。

2023年の開花

3年目の2023年、開花は2月2週目。花の咲き具合は思ったより少なめでした。

鉢植え河津桜・2023の開花

2年目の春より花の数は多かったものの、花の房の間隔が空いていて少し寂しい感じ。

2024年の開花

4年目の2024年、開花は2月3週目。4日後には満開になりました。

鉢植え河津桜の開花2024

明るいピンクの花がとても可愛らしい。花の後姿もいいものです。

花枝全体を正面から見た感じは、前年よりは見栄えが良いように思います。

鉢植え河津桜・満開2024

しかし上から見ると、微妙。花の房は、幹や枝の付け根に近い部分と、長い枝の先端に集中しています。枝全体に均等に花芽が付くような手入れの仕方があるのなら知りたいものです。

今年の開花の期間中は天候に恵まれて花持ちがよく、2週間以上も楽しむことができました。

花がら摘みと施肥と防虫

花が咲き終わったら自然に花は落ちます。しおれた「花がら」や「実」が残っていたら、花の柄の部分で切ります。

鉢植え河津桜の花後・花がら摘み

受粉した花は放っておくと実がなります。熟すと赤~黒っぽくなるのだとか。鉢の養分は限られているので、株が弱らないように花がらと実を摘み、花後の肥料を施します。

ウチの場合、花後の「お礼肥」は「虫を予防するマグアンプ」を規定量。防虫と施肥が同時にできて便利。それから約2週間空けてハイポネックスを規定に希釈して施します。

さらに2週間後以降は、肥料は置き肥、防虫薬剤はスプレー剤と粒剤を活用します。

実物の桜から気長に育て方を教わっていく

鉢植え桜の世話のうち、植付けや植え替え・施肥や防虫などは、今まで扱ってきた鉢物で覚えたことを応用しています。それに加えて、園芸店の店員さんから教わったことや、園芸誌・ネット記事で読んだ方法を試している状況です。今だによく分からないのは、新枝の扱い方と新芽のでき方。

桜の新枝は凄い勢いで伸びてしまうので大困惑。枝の切り詰め方も試行錯誤中。1年経って覚えたのは「新しい徒長枝には翌年に花芽がつかない。翌々年につく。」

桜の新芽には「丸い芽」と「とがった芽」があることに気付いたのは、迎えて2年目。蕾がどの芽に入っていて、いつ頃、どんなふうに開くのかは、実物を見て初めて知りました。

河津桜の蕾が開く様子

その「丸い芽」が「どの枝にどんな状況で」できるのか、まだよく分かりません。

できる範囲での鉢栽培だし、盆栽のように繊細な世話はできなくても「枯れなければOK」と、ウチの河津桜から気長に教わっていきます。

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