鉢バラの夏剪定2020小柄な株も秋の開花を期待・痛んだ部分の除去

なんとか夏を越し、9月初めに夏剪定をしました。夏剪定は、四季咲き品種のバラを、秋に一斉に開花させたいときの作業です。順調なら、切ってから約50日ほどで花が咲きます。

開花が無理そうな株や、春しか咲かない品種もあるので、必須の作業ではありませんが、夏に傷んだ部分の除去など、秋の成長期に備えた手入れとしても大事だと思います。

秋に咲いてほしい株の剪定

ウチのバラにも四季咲きのものがあります。去年は弱らせてしまい、秋の開花は見られませんでした。今年は虫害を抑え、屋根無し土間で炎天下の環境ながら、それなりに丈を伸ばすことが出来ました。とはいえ、園芸本が参考にならないほど枝も少なく小柄。今秋は開花できるだろうか。

アブラハムダービー元株

春の開花後の切り戻しを浅くして、枝の長さを保ってはいました。けれど、その後に出た新芽は、あまり長くは伸びませんでした。

浅めに夏剪定01

夏剪定はごく浅く、先端に近くて、芽が出来ている5枚葉の上で切ってみました。あとは、虫害や葉焼け、老化した葉を除去して、風通しが良くなれば。

セプタードアイル挿し木苗

新枝の数は少ないものの良く伸びてくれて、株丈は1mくらいになりました。

浅めに夏剪定02

花は見たいけど、枝の長さも保ちたい。長い枝の高さが揃う位置の5枚葉の上で切りました。短い枝は、虫害や黄変した葉を除去するだけで。

ゴールデンボーダー挿し木苗

新枝は約60~80cmほどに伸びて、高さは不揃いに。脇芽が混み合っている部分も。

浅めに夏剪定03

伸び過ぎた部分と混み合った部分を切り、痛んだ葉を除去。暑さ疲れか、葉焼けと虫害、黒星病も少し出ていました。

秋の成長期に備えた手入れ

春の一季咲き品種や、夏バテ気味で秋の開花が難しそうな株は、秋の成長期に備えた手入れを。暑さで傷んだ葉や枝を除去します。

ピンクパンサー挿し木苗

ピンクパンサーは四季咲きHT、この品種にこそ夏剪定を施したいところです。けれど2株とも本体の枝は細身、春に出た葉は酷暑で黒く葉焼け、よく枯れずにいたものです。

枝葉の手入れ01

苗Aのベーサルシュートは葉焼けも無く青々としています。夏休眠が続いているのか、ピンチした部分からは、まだ新芽の気配はありません。もう一段、切り戻すか迷ったけれど思い止まり、葉焼けのひどい葉を除去するだけにしました。

苗Bからは、枝の下の方から勢いよく新芽が出ていました。サイドシュートと言えそうな新芽をそのまま生かし、こちらも、葉焼けのひどい葉を除去するだけにしました。

パシュミナ挿し木苗

パシュミナの挿し木苗6株は、春の花後の切り戻しから1段伸びて、株丈はそれぞれ約40cmくらいになりました。あまり大きくならない品種とのことなので、これでいいのでしょう。

枝葉の手入れ02

諸事多忙でパシュミナにはマルチングの取替がしてやれず、酷暑で負担を掛けてしまった。鉢サイズも株も小さいのに、よく乗り切ってくれた…。傷んだ葉を除去するだけにしました。

ラレーヌビクトリア

春の花は細枝に付いたものだけ咲かせました。細身のサイドシュートが3本出て、摘蕾ピンチを2回くらい。すらりと伸びてくれました。一番長いもので約1.2mほどに。

枝葉の手入れ03

長いほうの枝先には虫害があったので、ここだけ20cmほど切り戻し。なんとか長めに残して、初冬に誘引の真似事でも出来たらいいなあ。株元寄りの痛んだ葉も除去しました。

ハルガスミ(つる)

私の不注意で、伸び始めを折ってしまったベーサルシュート。すぐに下の葉の付け根から芽を出し、メキメキと伸びました。蕾が出たらピンチ、シュートの太さは約1~1.5cm、全長は約2mに。途中の葉は暑さのためか早々と落葉、先端の若葉は虫達に食われつつ、さらに新葉を出しています。

枝葉の手入れ04

初冬に葉をむしって誘引するときまで、私が手を掛けることは無さそうです。それにしても、このシュートはすごく堅そう、誘引できるだろうか?

追肥と防虫

夏剪定と、痛んだ葉の除去を済ませた後は、規定量に薄めた活力剤「リキダス」を施しました。追肥は9月の2週目・4週目と2回に分けて与えてみました。

夏も終わりに近づいたとはいえ、まだまだ虫達は活動中。台風が来ると見慣れない虫が飛ばされてくることも。気を抜かず、薬剤散布もします。

汎用液肥とリンカリ肥料

夏剪定後の翌週に、まずはハイポネックスの液肥を使用。汎用なので、肥料分のバランスが良く、株全体に良さそうだと思っての選択です。(まだ残っていたから、というのもあります。)

追肥

翌々週には、リンカリ肥料を使ってみることに。規定量は、5号鉢なら、小さじ1杯(約2g)。少し控えめに撒きました。

リンカリ肥料の、「リン」は「花と実に良い」、「カリ」は「根のために良い/抵抗力をつける」とされています。今年は秋に咲くバラを見たいし、冬の植え替えに向けて根も育ってほしい。その考えに合った肥料だと思い、買ってみました(1kg入りなので相当持ちそう)。

秋の開花を期待している株には、追肥は9月まで。肥料分が多すぎると、葉や枝を伸ばすほうに偏って、花芽が付きにくくなりそう。花よりも枝葉の成長を期待する株には10月にも追肥をします。冬の植え替えまでに、根も枝もしっかり育ちますように。

防虫も忘れずに

夏剪定の1週間前、“根から吸わせる薬剤”「アースBotaNice土にまくだけ虫退治」を散布しておきました。粒状薬剤は5回目、今年の散布分の最終回。台風も接近とのことで早めに撒いておきました。

あと、夏前から使っていた「ベニカXファインスプレー」を使い切ったので、今度は、フマキラー「カダンプラスDX」を買ってみました。「ベニカ」とは成分が違うようですが、殺虫殺菌剤の表示があります。

殺虫剤と害虫

過日の台風で、笹薮にいるはずの「タケノホソクロバ幼虫(笹毛虫)」が飛ばされてきて、ウチの鉢バラに登って来てました。蛹になる場所を探していたのかも。毒針毛を持つ危険な毛虫です。毒針毛が飛び散らないよう、液体スプレー薬剤で退治。

そして小さなラスボス、ホソオビアシブトクチバの幼虫が!貴重な新葉をしれっと食べてる!動揺して写真はピンボケ。こちらも即、スプレー剤で退治しました。

何はともあれ、夏の終わりの手入れも一巡。無事に育って、秋の開花ができますように。

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