四季折々心地いい・石橋文化センターの庭園で散策を楽しむ

移動制限が緩和された頃から、また訪れるようになったお気に入りの場所。昔、近くに数年住んでいたこともあり、石橋文化センターには親しみがあります。水辺と緑の小径を散策する癒しのひとときが懐かしく、時刻表を見つつ出掛けて行くのです。

石橋文化センターはこんなところ

石橋文化センターは、株式会社ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏から1956年に久留米市に寄贈された総合文化施設です。

  • 入場無料(※美術館やホール等は企画ごとに入場料が掛かります)
  • 開園時間:9時~17時(5月~9月は19時まで)
  • 月曜休館、年末年始休館(※庭園は年中無休で開園)

最新情報は公式サイトでご確認を。

石橋文化センター

美術館やコンサート、各種施設のイベント情報が充実、公式SNSや公式YouTubeの案内も。

石橋文化センターへの行き方

施設前にバス停【文化センター前】があるので、バス利用が便利です。私も大抵バスで行っています。有料駐車場も2か所併設されているので、車でも行きやすいです。

電車+バスで行く

鉄道でJR久留米駅/西鉄久留米駅へ行き、西鉄バスに乗換え【文化センター前】で下車。

  • JR久留米駅東口バスのりば【1番のりば】から西鉄バスで約15分。
  • 西鉄久留米駅バスセンター【3番のりば】から西鉄バスで約5分。

西鉄バスは【文化センター経由】の表示がある便を選択。系統は、1・9・20・22・25番。主な行先は「竹の子」「信愛女学院」「文化センター」「善導寺」「吉井」「田主丸」等です。

車で行く

久留米インターより車で約10~15分。

駐車場の利用時間は8時~22時、有料。

  • 第1駐車場:敷地内の正門横と建物奥・普通車66台、身障者用4台
  • 第2駐車場:敷地外の西側隣接地・普通車155台、バス5台

料金(普通車)最初の2時間まで200円。以降30分毎100円加算。30分以内の出庫は無料。

車で行くときの注意点

第1駐車場は敷地内にあって便利ですが、台数が少ないため、イベント時などは混みます。

第2駐車場は施設の西側に広く確保されています。

石橋文化センター第2駐車場の入口

入口は市場通り側、「中央公園」交差点から南に約100mに入場ゲートがあります。出場ゲートは「野中」信号手前に出る配置です。

第2駐車場の歩行者用出口は国道322号線側にあり、「野中」信号を渡ればすぐに文化センター敷地に入れます。この歩道は狭く車も自転車も多いため、短い距離ですが気を付けて。

※お子様連れの場合

  • 敷地内の久留米市中央図書館を利用の場合、隣接の図書館専用駐車場(無料)が使えます。中央図書館1Fは児童書コーナーと子供用の設備があります。
  • ホール利用や庭園散策の場合、敷地内の第1駐車場(有料)が便利。早めの時間であれば割と空いています。

庭園を散策

四季折々の花や美しい植栽に惹かれて、何度通ったことでしょう。季節ごとにイベントも開かれ、楽しみが尽きません。

日本庭園と水辺

楽水の池の周辺は日本庭園。春夏は若葉と深緑、秋冬~早春は紅葉と梅が美しいです。池には大きな錦鯉がいて餌やりもできます。餌はカフェ横の自販機で買えます。カフェ「楽水亭」にはギャラリーショップも併設されています。

石橋文化センターの水辺

美術館の南側から西側の池周りも素敵。水辺の鳥たちを眺めつつ、夏は菖蒲やアジサイ、秋はイチョウの黄葉。

散策路

久留米市立中央図書館の南側から、バラ園、坂本繁二郎旧アトリエ、憩いの森へ至るルートは、緑が多いエリアです。遊歩道からは脇道が通っていて、幾通りもの楽しみがあります。

石橋文化センターの庭園で散策を楽しむ

冬は椿、春は桜、花の無い時期でも多彩な緑が楽しめます。施設の周辺や散策路の所々に、低木や草花の寄せ植えもあります。

バラ園

石橋文化センターのバラ園は、大きく2エリアあります。

◆ 噴水~美術館の前庭

石橋文化センターのバラ園

◆ 楽水亭の東側

石橋文化センターのバラ園

春と秋には【バラフェア】が開催されます。春は一斉に開花するため、とても華やか。

石橋文化センターのバラ園(春)

秋は品種ごとに開花時期がずれるため、見頃も長め。紅葉や初冬の草花と一緒に楽しめます。

石橋文化センターのバラ園(秋)

バラフェアの時期だけに発売される【バラソフト】も楽しみ。

石橋文化センターのバラソフト

鮮やかなバラ色、軽やかな甘さで美味しい。ほのかに良い香りがします。

よく訪れた文化施設

敷地内の「久留米市美術館」も度々利用しています。学生の頃から石橋美術館(今は久留米市美術館)によく通いました。2022年10月~2023年1月は青木繁と坂本繁二郎の企画展が開催とのこと。是非とも期間内に訪れたい。絵画鑑賞後、庭園内の移築アトリエ付近を散策したいものです。

コメント