鉢バラ達とお別れ・株を片付ける

諸事都合にて、またもや引越しすることに。山麓の戸建から、市街地の集合住宅へ。持って行く家財道具は最小限に絞り込み、鉢バラ達は諦めることにしました。

鉢バラを片付けたのは、2021年春の花後、初夏の成長期。枝葉に勢いが出てきた株の片付け作業は、なんとも切ないものでした。

水を切る

鉢植えの花木を片付けると決めたら、まずは水分を切ります。片付けの数日前から、水遣りをストップ。やがて葉も萎れて見た目には辛いものがありますが、株も土も、ほどよく水分が抜けると軽くなり、処分作業が楽になります。

道具を準備

片付け作業に必要なモノを用意し、作業場所を確保します。

  • 手袋
  • 大型ビニール袋
  • 新聞紙
  • 剪定ばさみ
  • スコップなど土を捌けるもの

鉢バラを片付ける

バラ枝にはトゲがあります。処分時にトゲが袋を突き通らないよう、ウチではバラ枝は新聞紙で包みます。

枝を短く切る

枝を5~10cmくらいに短く切っていきます。もう処分するモノなので、葉と枝は区別しなくて大丈夫。かさばるようなら、さらに細かく切るのもいいと思います。

鉢バラの片付け・枝を切る

多めの新聞紙(1日分くらい)を敷いた大型袋の中で切っていくと散らかりにくい。切り終えて枝葉を包んでまとめる時も楽です。

新聞紙で枝葉を包んだら、はみ出さないようにガムテープ等で留めます。私の場合、包んだ新聞紙にマジック等で、【バラ枝トゲ注意】などと注意書きします。

根の土を落とす

地上部を切り終えたら、鉢から株を抜き、新聞紙を敷いた大型袋の中へ。

鉢バラの片付け・根の土を落とす

スコップ等で根鉢を崩し、土を落とします。落とした土は、袋のまま1晩~数日、雨の当たらない軒下などに置き、袋の底の新聞紙に水分を吸わせます。半乾きになるとかなり軽くなり、土埃も出ず扱いやすくなります。

分別して処分

枝葉、根株、廃土、土の水抜きに使用した新聞紙、マルチ材、空いた植木鉢。それぞれ、地域の分別方法に従って処分します。

鉢バラの片付け・分別して処分

どの株も、いい感じの根張り具合でした。やっぱり寂しいなあ。

2016年の春から2021年の初夏までの5年間、試行錯誤し、成長具合や失敗に一喜一憂し、バラの咲き姿や香りを楽しんできました。花の無い時期の作業も地味に楽しかった、じんわり癒された。

いつかまた状況が整えば、懲りずにバラ株を迎える予感はあります。

ベランダでバラ育てを再開・大苗2種を鉢に植え付け
諸事落ち着いた2021年末。「トゲ無しの香るバラ」「トゲ多めの香るバラ」の大苗、どちらも980円と手頃。恐る々々、夫にお伺いを立てると「はよ買わんと売り切れるよ。」やっぱりバラも好き。晴れて2品種お迎え決定。

我ながら困ったものです。さて、どうなることやら。

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